最後の晩飯
マーキュリーblogをはじめてはや3年。
長きに渡り、自炊生活の模様をお届けしてきた『しまさくの小さな島日記』も
今回で最終回を迎えます。
ここまでこれたのもいろんな方の協力があってこそ!
製作にあたりご指導を頂いた元管理人けみぼむ様は勿論、
当blogを見て下さっていた読者の方々へ感謝の意を込めて、
ラストにふさわしい料理で締め括れればと思います。
思えば、始めた当初は2話連続カレーという思いきったスタートを切った当blog。
テーマがカレーにも関わらず文字数のほとんどを『タマネギ調理』の話題に
費やすという大胆すぎる構成!長すぎる文章!(平均の3倍くらい)
諸々含め見返してみれば、気恥ずかしくもあるのですが
とにもかくにもこれがこのblogの原点である気がします。
ということで、いつもながら前置きが長くなりましたが…
改めてラストのテーマはカレーでいかせて頂きます!
といっても普通に作ったのでは同じ内容になってしまうので調理に工夫をして、
『一週間食べても飽きないカレー』をコンセプトに作ってみたいと思います。
【材料】(8人前)
・タマネギ6個→みじん切り
・ニンジン2本→みじん切り
・じゃがいも5個→一口大
・豚バラ肉700g→一口大
・カレールー230g
・バター30g
・ニンニク2片→みじん切り
・唐辛子3本
①唐辛子とニンニクをサラダ油で炒め香りが出てきたら
タマネギを全て入れてペースト状になるまで炒める(弱火で約60~90分)
最初にして最難関のタマネギペースト(通称チャツネ)作り。
コツは『鍋底に焦げ付かないよう常にかき混ぜ続ける』こと。
タマネギの量が多いほど炒める時間は長く、実際6個で1時間半くらいかかりました。
加えて調理場がとてつもなく熱い!
ひたすら熱した鍋をかきまぜているわけなので、汗だくになることは必死。
過酷な状況下での長期戦になるので扇風機や水分補給用の飲料などを
側に置いておくと良いかもしれません。
しかし一度完成すれば、カレーに奥深いコクと甘味を与える頼もしい調味料となるので
時間をかけてでもキッチリ作っておきたいところです。
これが
こうなります!
飴色になって水分が抜けきり、
粘り気が出てくれば完成。
②ニンジン、ジャガイモ、水を加えて煮る(弱火20~30分)
ジャガイモの芯まで火が通ればOK。
③ジャガイモを取り出す
ここがポイント!ジャガイモの形を崩さないようにするため、
一旦取り出してから完成間際に戻します。
④火を止めて荒熱を取ってからカレールー、バター、砂糖を入れて溶かす
実は熱い鍋にルーを入れると、ダマになりやすくうまく溶けません。
表面が急激に糊化してバリアを作り、中まで水分が浸透しなくなるから、
というのが理由だそうです。
それでも溶けにくい場合は、弱火にかけて少しずつ溶かすと良いです。
⑤豚バラ肉を焼く
ここでルーとは別に豚バラ肉を調理。
一口大に切った豚肉を塩コショウで味付し、
フライパンで両面とも焦げ目がつくように焼いていきます。
ジャガイモ同様、こちらもカレールーが出来上がる間際に
鍋に入れるのですが、こうすることで肉が堅くならず、
旨味も保ったまま味うことができます。
⑥カレールーに、ジャガイモと豚バラ肉を入れて煮る(弱火15~20分)
この時点でとろみが足りなかったり、味が物足りないという場合は
ルーを追加投入するなどして調整します。
これで完成!…なのですが
贅沢を言えば、味を熟成させるために最低丸1日は置いておきたいところ。
『三日目のカレーが美味しい』と言いますが
まさしくコク・まろやかさ・旨みなどあらゆるステータスが跳ね上がり、
さらに洗練されたお味に仕上がります。
さて、肝心のその味ですがこれが絶妙!
美味しいカレーの定義は人によって異なると思いますが、
一説には「甘さを最初に感じ、次に旨み・苦味そして辛さと美味しさがステップアップすること」
が食べる人に美味しいと感じさせるカレーの条件なのだとか・・・。
要するにただ単に甘いだけでなく、辛いだけでもない。
一言で形容できないくらいに入り混じったいくつもの味覚があってこそ
舌を楽しませることができ、しいては「また食べたい」と思わせることができる
ということですね。
「一週間食べても飽きない」をコンセプトに作ったカレーですが、
事実、5食連続で食べ続けても飽きることがなく、その点でいえば
美味しいカレー作りは成功したのではないかと思います。
費やした時間と手間隙の分だけ美味しくなる・・・
料理の醍醐味を改めて実感することができました。
これからもその気持ちを忘れずに
自炊に励んでいきたいと思います。
今までありがとうございました!
しまさく
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