動き出した教育制度第一弾、ビジネススクールfor幹部。ハードルの低い基礎コースは初回回避し、第1発目からコアコースへ殴り込みをかける(いや、かけられることになった)2名。出来るクラスメイトにキャッチアップしていけるかどうか、無事終了できるかどうか、家族とのバランスは・・・心配の種は尽きないはずである。それを十分に理解した上で、それでも3ヶ月間修行の旅に。
僕自身、2002年から9教科を受講し、すでに多分150万円ほど投資して経営理論と現実を結びつける作業を続けてきている。経験と勘も大切だが、セオリーをケーススタディーベースで理解していると、より肌感覚がセンシティブになりリアルで失敗の少ない経営判断が可能になる。この3年半に及ぶビジネススクールでの戦いなくして、今の僕はいないといっても過言ではない。学んだことを即現実で応用実行できるメリットの裏に同居する通学系スクールの大変さであるが、使い方次第で実践において絶大な意味を持つため、やめられない魅力がある。
とはいえ、仕事をしながら通学するため、そんなに簡単なことではない。夜は眠いし、週末は遊びに行きたい。予習だけでも10時間ほどかかるし、レポート作成となると10日間で60時間ほど使ったこともある。しかし、どんなに多忙でも、どんなに体調が悪くても、予習・復習は絶対に欠かさない -手を抜いたらクラスでは戦えないし、そんな生活をしているのは自分だけじゃない。クラスメイトには子供がいる人もいれば、授業後に仕事に戻るツワモノもいる。言い訳は出来ない -そう、何かを得るということは、何かを捨てなければならないのだ。
2006年度4月期に追加で受講した講座に、数年ぶりにクラスが一緒になった仲間を発見。彼は29歳という若さで80名の部下を率いる部長に駆け上がった -しかも瀕死の部署をV時回復をミッションとしているポストにて。彼と再び机を並べて勉強できるのは、何よりの刺激である。彼とはHRM(人的資源管理)でクラスジャックした仲。講師をも圧倒する理解力と説得力と論理性 -最強にして最悪なコンビだっただろう。
通常エントリークラスに近いほどみなモチベーション高く、発言も活発で飲み会も非常にパワーにあふれる。しかし今回の組織行動学は、どちらかというと40歳前後がメインの「会社から行かされてきました」感あふれる覇気のないくたびれた連中ばかりゆえに、彼とのクラスでの再会は深い意味を持った。
クラスでは時には熱く討論し、時には納得感満載で頷きあう。それが理解深度のバロメーターであり、モチベーションの源泉である。そして何より、ON/OFFにかかわらず趣味の話から人生論、恋愛・シモネタなどのBoys Talkだけでなく、ビジネスの根幹や理論を応じた現実の話題まで、お互いの成長を助長できる話題で幅広く語れるのが決定的違いである。バカ話は誰とでもできるが、深い考察を交えた経験に基づく高度なビジネストークはそうはできない。
「俺たちは、完全に勝ち組。もう、どうしようもない。どうあがいてもそう決まってるんだよ。勝つ以外の道は用意されていない。だって勝っちゃうんだから」と。
数年来、頻繁に集まっては飲んだくれ、いつもこの同じフレーズを繰り返し語っている仲間がいる -彼をはじめとするMBAで出会った生涯の戦友がもう2人。一見、勘違い甚だしく傲慢に聞こえる。確かにそうだが、心が折れそうだった時何度もこのフレーズとそれを繰り返し語る仲間の笑顔に支えられたことだろう!しかし実際4人とも今全員着実に確実に勝ち組路線を歩んでいる。1人は急成長中の外資系IT企業の社長に就任。もう1人はメガ飲料会社のマーケティングマネージャー。そして僕は役員を務める傍ら、自社を経営し順調に成長軌道を描いている。
口で豪語するのは簡単だが、なかなか手に入らないものを「本当に手に入れること」 -それはたった1つのシンプルな真実に集約されるといっても過言ではない。それは
「勝つ努力をし続けている」こと。
努力をしない者は栄光を手にする資格はない。ましてや、勝ち組であることも絶対ありえない。努力をすれば必ず勝てるわけじゃないが、しかし勝つ人は必ず努力している。チャンスの女神は努力をしているものだけに微笑むのだ。努力という言葉がバカにすらされる時代。努力もせずに会社や上司の愚痴ばかり言い合い、責任転嫁している低レベルの社員。そういう者は一生そういう負け犬人生を送ればよいのだ。それがイヤなら前向きに努力して弛まず歩むしかない。
ビジネススクールで出会うべくして出会った戦友とはこれからもずっと刺激しあい、切磋琢磨できる関係を保っていきたい。そして何年、何十年経っても勝ち組でい続けながら、人生を楽しく笑いあいたいものである。。それは努力の賜物だから。
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