上の文を信じる根拠はあるだろうか?
論理破綻のケーススタディ。
■楽しみを後に延ばすほど最後にそれを得た時の喜びは大きい。したがって
もし楽しみを永遠に延ばせば、その楽しみは無限大になるはずである。
■「君は星座占いを信じる?」「僕は双子座だからそんなものは信じないね」
■確率理論から客観的に考察をすると、神を信じることは合理的である。
なぜなら、もし神が存在しないにも関わらず神を信じる場合の損失は、
神が存在するにも関わらず神を信じない場合の計り知れない損失に
比べて微々たるものだから(パスカル)。
パラドクス=無意味。そして意味の欠落がユーモアとなり笑いをもたらす。
果たして役に立つことだけが、意味あることだけが賞賛されるべきなのか?
次は、誰にも真似できない(真似すべきでない)業績の数々。
裏ノーベル賞とも言われるイグ・ノーベル賞。
これは「人を笑わせ、そして考えさせた」研究に対して贈られる。
ノーベル賞受賞者を交えた授賞式が毎年ハーバード大学で行われている。
■落下するバタートーストの力学的分析
トーストがバターを塗った面を下にして落下する確率が高いことを実証。
(ロバート・マシュー/落下するトースト-マーフィーの法則と基礎定数)
■コーンフレークがふにゃふにゃになるプロセスの物理学的考察
水分の含有率が12%から18%まで上昇したときに降伏応力が著しく低下する。
(D・ジョーゼット、他/水分が朝食シリアルの圧縮作用に及ぼす影響)
■ビスケットを紅茶に浸す理想的な方法の考察
流体力学的考察によりビスケットを紅茶に浸す時間の理想的な状態を数式化。
浸す時間はジンジャータイプは3秒、ダイジェスティブタイプは8秒が理想。
チョコ塗りタイプはビスケットの側面を浸すか、急角度で浸すのがポイント。
(レン・フィッシャー)
■統計解析による地獄へ行く人数の算出
道徳性を数学的に計量した独自の「福音インデックス」をもとに
アメリカ全州を対象として群ごとの地獄へ行く人口を推定。
(南部バプテスト教会アラバマ支部/内部資料)
どうでもいいようなことに対して膨大な労力を費やす人って魅力的だ。
本人は多分とても一生懸命にすごくまじめに研究をしている。それが
端から見るとどうでもいいように見えてしまう。もっとも彼らからすれば
逆の見え方をしているのかもしれないが。おそらく彼らの研究はまったく
と言っていいほど世の中に貢献することはないだろう。しかし彼らは
少なくとも生きた証を残し、そして、永遠にその名前は歴史に刻まれる。
果たして幸せとは何か。努力すれば報われるほど世の中は甘くないが、
運で幸せを掴めるほど世の中はまた甘いと思える事も事欠かない。
■2003年6月、イギリスのある男性が179137ポンドを宝くじで当てた
その二ヶ月後に男性の父親が85248ポンドを宝くじで当てた。
(同じ家族から二人の当選者が出る確率は3390億分の1の確率)
■別のある男性はスーパーキャッシュという州の宝くじに1993年、
1994年、1995年の3回当選しそれぞれ25万ドルを獲得した。
■1987年オハイオ州の宝くじで300万ドル当ててフロリダ州に引越した
ジョゼフはその6年後にフロリダ州の宝くじで2000万ドル当たった。
合理的な見地から見ればこれらは偶然でしかないのかもしれない。実際に
「偶然」を研究している学者によればこれらは確率的統計的には十分
起こりうる数字だと言う。しかしそこに色々な意味を見出したくなって
しまうのが人というもの。
■1998年サフォーク州のあるトランプのクラブのブリッジの場で
4人全員に完璧なハンド(全て同じ絵柄が揃う)が配られた。
(実に2235197406895366368301559999分の1の確率!)
■一卵性双生児のフィニッシュ兄弟はまったく同じ状況の
自転車事故で、同じ道路の上で、同じ日に2時間違いで他界した。
■1885年にアーサー・ロウの書いた「キャロライン」はキャロライン号
の遭難から唯一生還したゴールディングの物語である。この劇が上演
された数日後に実際のキャロライン号が遭難し、そのとき唯一生き残った
男の名前はゴールディングだった。
■ウェストパデスト教会では水曜日の午後7時20分から聖歌隊の練習が
行われることになっていた。1950年3月1日のまさに水曜日の7時25分に
教会が全壊する大爆発があったが、15人の聖歌隊は皆無事だった。
奇跡的なことに、いつもは時間に正確な15人全員がその日に限って
それぞれ別の理由によって練習に遅れたため彼らは命を救われた。
■あるレストランの店主ウンベルトとイタリア王ウンベルト1世は名前だけ
でなく、生年月日、生まれた町、結婚記念日、結婚相手の女性の名前、
息子の名前まで同じだった。そのレストランを訪れたウンベルト1世が
自分とよく似た店主に話しかけたことでこの偶然が発覚した。
(身長と体重もぴったり同じで外見までそっくりだった)
翌朝、店主が拳銃事故で亡くなる。その同じ日に王様は銃で暗殺された。
実に何が起こるかわからんもんです。現実は小説よりも奇なり。
要するに、世界はあまりにも色々な人がいて、色々なことが起こりうる。
無数の不思議があっても不思議ではないのだ。
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