2010年7月26日 (月)

思考は現実化する

自分の心の中に強い柱、そう、家を建てる時の基礎のような、
ちょっとやそっとの風ではびくともしないものがあれば・・と常日頃より思っているのだが、
立っていると思っていても、悩ましい出来事に遭遇すると、簡単に揺らいでしまう。

本日の読書、ナポレオン・ヒル著 『思考は現実化する』

いわゆる自己啓発本の原点と呼ばれ、古くから数多くの経営者、成功者に愛読されている
名著である。

その分かなりの分厚さ。全18章、524ページに及ぶ。

普段本を持ち歩くことが多いが、この本はさすがに家で読むことにした。

まず成功のための心構えとして、意識しておかなければいけないことは、
『自分自身が運命の支配者である』ということである。

それは人間が自分の潜在意識をコントロールする力を持っているからということである。

信じればその通りになるというのは、幸運で不運でも同じ事があてはまる。
逆に言えば、不幸や不運というものは実体がないものだということ・・。

確かに起きた状況を良い風に捉える人と悪く捉える人がいる。
同じ出来事であっても、ある人には幸運に思えることがある。
不運・不幸とは人間に降りかかるものではなく、人間の頭で作り上げているもの
なのだろうか・・。

そして、成功の黄金律は、
『自分がして欲しいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげること』
としている。

そのことで周りの人が協力をしてくれる。

他人の協力を全く借りないで、巨大な富を築くのに十分な経験や知識、
才能を持った人間など存在しないからであるという。

この本の内容は1度読むだけでは深く体に染み込まないのではないかと思う。

ただ、自分という人間を動かしているのは自分であって、他人ではない。
いい事も悪い事も自分で行ったことが、自分に返ってくる。

この意識をしっかり持つ事が、いつか自分にゆらぎない柱を建てる、
大きな材料になるのかもしれない。

                                             わびすけ

| | コメント (0)
|

2010年6月15日 (火)

断捨離ふたたび

最近思い立って家の中をかたづけてみた。
もちろん私物のみ(カミさんはあまりモノを持たないタイプ)。

昨年12/14のブログにも書いた『断捨離』というものを再び実施。
・・・ちなみに『断捨離』とはおおまかに言えば、
  モノに執着せず処分し、整理することで心にゆとりをもたらそうというもの・・・


元々服にはあまりこだわりを持っていないので数はないと思ったが、
カラーボックスを開けて見てみると、結果的に不要な服がゴミ袋1袋分出る。

以前も書いたが、『いつか着るだろう・・』という服や『いつか読むだろう・・・』
という書類って、『いつか』としている時点でそのいつかにめぐりあうことはほとんどない
といっていいだろう。

「売れないかな・・・」なんてのが頭をよぎったが、
その手間を考えるとまた残りそうだから、ゴミ袋行き。

押し入れに大量の手ぬぐいが・・・。
あちこち旅行に行った時の温泉旅館の名前が書いてある・・。

使う訳でもないのになんで取ってたんだろ・・。
温泉の成分からなのか変色しているものも・・。

記念に・・って気持ちもよぎったが、
変色したタオルからいい思い出が出てくる訳でもないので、
ゴミ袋行き。もう1袋追加。

次は難関の本棚。

本にはその人のコンプレックスが表れるという話を聞いたことがあるが、
正直、部屋に本棚を置くことで知的さを出そうとしていたのはわかる。

でも気がつくと本棚自体が息が詰まるくらいにあふれた本。
今度いつ読むんだろう・・。

傍らに段ボール箱を置き、1冊づつ手にとって、
もう役割を終えた本を箱の中に入れる。

この作業は1日では終わらない・・。

毎晩本棚を見ては、箱に詰めようか、残そうか迷う。
この作業2週間。

気がつくと本棚のスペースが半分空く。
箱に詰めた本は古本屋へ。

なんだろうこの肩の荷が下りた感覚。


平行して、会社のデスクも・・。

ほとんどの書類はサーバにファイリングされているので、
必要のない紙類はシュレッダー。

キャビネットは空っぽ。
引き出し1つに荷物を集めることができた。

『断捨離』の提唱者で、『新・片づけ術 断捨離』の著者、やました ひでこ氏によると、
断捨離とは、自分とモノとの関係を問い直し、
暮らし・自分・人生を調えていくプロセス・・とか。

いやはや、この爽快感。

                                             わびすけ

| | コメント (2)
|

2010年4月12日 (月)

自分はまだ若い。・・・のか

『爪が早く伸びる』
『気づくと独り言をつぶやいている』
『すぐに行動できないし、行動したらやめられない』
『「また今度にするか」と物事を先延ばしする』
『妙に愚痴が多い』 etc・・・

これに対して思い当たることがある男性はいわゆる、『オッサン』であるという。

最近読んだ本、「オッサンになる人、ならない人」 富増 章成 氏の著作。

オッサン特有の行動を哲学的、心理的に分析してあり、
「心当たりのある方へのアドバイス」として対処法もかかれている。

私自身も30を過ぎて、オッサンに近い年齢(すでに到達しているかもしれないが・・・)
となると、結構思い当たることもある。

「爪が早く伸びる」というのも、当然ながら体質が変わった訳ではなく、
爪の伸びに注意を払っていないからである。

忙しくて・・・。

「すぐに行動できない」のは恐怖心が根拠の場合もあるという。
年を重ね経験を積むと、行動の先に過去の失敗を見てしまい、尻込み。

または、疲れてるから・・・。

しかし、作者は必ずしもオッサンの行動すべてを否定しない。

たとえば『しばし人生に絶望する』オッサンの行動に対しては、
自己意識を持つ(自己を見つめる)から故であり、
そこからくる焦燥感であるとしている。

本の中にも記載があるが、
イギリスの哲学者ロックによると、

人間をなんらかの行為に駆り立てるのは不安であり、
不安とは何かが不足しているときに感じる苦痛であるとしている。

人が欲望を持つのは、苦痛を解消させるためであり、
だからこそ、意思は欲望によって決定される。

ただ、人間は意思が決定されて行動に移るその瞬間に、
欲望を一時停止することができ、
そこがその善し悪しを考えるチャンスになるという。

自律的に生きることは自由に生きること。

悪い習慣や考え方にとらわれて、変えられない状況というのは、
風や何かの力に翻弄されている物体でしかないのかもしれない。

オッサンを自覚した時にでてくる症状というのは、
これまでの人生の棚卸しのいいチャンスだと考えるのも有りだと思う。

最近周りから注意されなくなってきた立場の人にとっては、
自分を客観的に見る機会として、一読をおすすめする。

私も結構痛いところ突かれた~。

                                  わびすけ

| | コメント (0)
|

2010年2月 8日 (月)

慣性のち歓声

最近、皇居を走るランナーが増えているといいます。

1周が約5kmということもあり、走るには手ごろな距離ということと、
周辺に更衣室やシャワールームを提供する施設が増えてきたということも、
増加の要因といえるそうです。

運動の習慣の無い自分にとっては、「一体何が楽しくて・・・」と思うところですが、
ランナーにとっては、走らないことが苦痛なようで。

------------------------------------------------------------------------

物理学の世界に『慣性の法則』というものがあります。

それは何かというと、

“止まっている物体は、外から力を加えない限り止まり続け、
 高速で動いている物体も、外から力を加えない限り、そのままの速度で動き続ける”

ということ。

人間の習慣も同じことで、行動をしない人は、止まっていることが快適であって、
行動し続ける人は、それを維持することが快適となっているということです。

とはいえ、人間なかなか行動し続けることは難しい。
特にスランプ、逆境に陥っている時は。

メジャーリーグ、シアトルマリナーズのイチローは、
スランプになった時は黙々とバットを振り続けるといいます。

そしてそのことでしかスランプは解決しないということを知っているといいます。

ちょっとした逆境で簡単に挫折してしまうのは、
ゴールをイメージする力が不足しているからだそうです。

どんな困難に遭遇しようとも、必ずゴールにたどり着く自分を“鮮明に”しかも“強烈に”
イメージする習慣を身に付けることが必要とのこと。

『勝者はことが起こる様に“する”。敗者は起こるがままに“任せる”』


たとえ果実が得られなくても、目に見えないところで自分の才能は着実に磨かれていく。

・・・そう考えることができれば、成果の出ない不毛な努力もまんざら捨てたものではない。

言い訳を考えた時点で、その人間は堕落してしまう。
イチローのように、逆境という事実をそのまま受け止めて、
そのピンチの状況と格闘することを楽しむ。
・・・気持ちを切り替えるだけでは何も変わらない。

--------------------------------------------------------------------------

今回読んだ本、『イチロー式逆境力』 児玉 光雄 著。

自分も含めこの御時世、みんな様々な逆境に立ち向かっています。
決してJALだけの話ではありません。

最近の大雪、止まっていてはやがて雪に埋もれるだけ。
わずかな距離でも前に進む。

石の上にも3年、いや10年。
やり続ける。経験値を貯める。

この姿勢が決勝ヒットを打つ源になるのかな。
野球だけではない、日常生活でも。

                                           わびすけ

| | コメント (1)
|

2009年12月14日 (月)

もたない

ストレスが溜まると、なぜか部屋の模様替えや机の上をかたづけたくなる。

いらない物を捨て、きれいになった部屋や机を見ると、
なんてすがすがしい気分になるのだろうか・・・。


最近読んだ本『断捨離のすすめ(川畑のぶこ著)』

もともとは心の執着を手放すヨガの行法。
モノに執着せず処分し、整理することで心にゆとりをもたらそうというもの。

大掃除を控えた年末にはピッタリの本であった。

世の中には「収納術」や「整理整頓法」なとどいうのが色々と出回っているが、
よくよく考えると、その収納するモノ、整理するモノは本当に必要なものなのか。

作者の住むワンルームマンションで大晦日に行った「断捨離」で出た不要物の数は約1トン!

これはゴミ屋敷の話ではない。

「いつか着るであろう」と何年も着ていない服。
「いつか読むだろう」と何年も読んでいない本、雑誌。
高価なエステ機器。


モノが捨てられないのには理由があると作者は言う。

●もったいないから
●いつか使うかもしれないから
●友人からもらったから


もったいないというのは、モノを捨てないことではなく、必要ないものを買わないこと。

「いつか」っていつだった?

友人って人であってモノのことではない。


体に脂肪をためないように、
モノへの執着を捨てることは、心に余裕をもたらすことだという。


東京に引っ越してきて早10ヶ月。
不要なものは引っ越しの際捨てたと思ったのだが・・。


断捨離を実行してみると、出るわ出るわ・・・。


不要な衣類45リットル2袋。
本、雑誌類段ボール4箱。


せまい家に・・。


神社仏閣を見て心が落ち着くのは、
そこがしっかり掃き清められた、シンプルな空間だからというのもあるかもしれない。

そんなこと考えていたら、無人島に持っていきたいモノって何だろう・・・?


何も持たないって意外と幸せなことかもしれない。

                                                       わびすけ

| | コメント (1)
|

2009年10月13日 (火)

住人十色

どこかの本に書いてあった話・・・。

今にも沈没しそうな客船の船長が、乗客を海に飛び込ませようと説得する。

米国人には、
『いま飛び込めば、あなたは英雄になれますよ!』
・・・アメリカンドリームの先には強い英雄願望があるようで・・・

英国人には、
『いま飛び込めば、あなたは紳士です!』
・・・常に紳士足らんとするジョンブル魂か・・・

ドイツ人には、
『飛び込む規則になっています!』
・・・職人の国、良くも悪くも頑固なイメージが・・・

イタリア人には、
『飛び込めば女性にもてますよ!』
・・・こんな時にまで(涙)・・・

フランス人には、
『飛び込まないでください!』
・・・大阪人はフランス人に似ているというのはここに表れるのか・・・

そして日本人には、
『皆さん飛び込んでますよ!』

日本人は同質性を求める傾向にあるというのは、
このひと言で良くわかる。たぶん私もそう言われると飛び込んでしまう・・・。

しかしまあ世界には色んな人が居るもんで・・・。

それを『面白い!』と感じるか、『なんやねん、あいつらは!』と感じるかという、
ところでしょうか・・・。

                                         わびすけ

| | コメント (2)
|

2009年8月10日 (月)

人はパンのみに・・・

最近読んだ本、『仕事と幸福、そして、人生について』 ジョシュア・ハルバースタム。

伊藤忠商事会長、丹羽 宇一郎氏が書いている推薦文が気になり、
購入してみました。

著者はアメリカの哲学者で経営コンサルタント。

著者はまず「天職」という考え方について、
『ある仕事が自分の名前が書かれた札をつけて、この世界のどこかで発見されるのを
待っていると信じるのはかなりナルシスト的な行為であり、相当に非論理的だ』
と考え、
『わたしたちの選んだ職業は、運命が定めたものではない。自分で選んだものだ』
と指摘している。

また、『報酬や罰が動機になって何かをするよりも、行動そのものが動機であるほうが、
やりたいという気持ちが強く、しかも長続きする』とし、
『お金の役割は、せいぜい良くて仕事が嫌いになるのを妨げるくらいのものだ』
『給料が3分の1カットになったら怒り狂うだろうが、3分の1アップしても、
前より仕事が好きになるわけではない』
と断言している。

「天職」にめぐり会うのを待っていたり、報酬を動機とすることは、
考えようによっては、受け身というか現実逃避である。

年収1000万円を目指すことがモチベーションとなり、達成したら2000万円が・・。
一体いつになったら満足できるのか。

「いい仕事」をしたいと考え、そのために努力するといった形で、
行動の主体を自分に置くほうが、モチベーションを高くできると考えます。

自分も含めて、常に他人と比較する考え方に陥りやすいところはあるが、
外側の指標に左右されず生きるというのは、これまでよりもっと難しいことかもしれない。

しかし、そのことで得られる報酬というのは、
金銭には代えがたいものになると考えられる。

お金に振り回されない生活。
こづかいの額に一喜一憂しな生活。
いいですね。その境地は。

                                           わびすけ

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年6月 9日 (火)

鳴かぬ蛍が身を焦がす

吉川英治は「宮本武蔵」の中で、

『あれになろう、これになろうと焦るより、
富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ』

と書いている。

本田宗一郎は著書「俺の考え」の中で、

『一番大事なのは信頼だ。信頼の上に立っていない言葉は、
百万遍しゃべっても無駄になるのではないか。
信頼とは、一日一日のその人の履歴、人となりだと思う』

と書いている。

声の大きな者の意見に左右されるのは、
選挙が近い政治の世界だけではない。

しかし、口を閉ざしている人間が必ずしも何も考えていない訳ではないと思う。


欧米の肉食系投資銀行の体たらくと、日本における昨今の農業ブーム。

種を植え、育てることの大切さが見直されているのか。


今は自分の中に揺るがない根を育てる時期。

                                            わびすけ

| | コメント (1)
|

2009年4月 7日 (火)

春は思い出す季節

福岡ソフトバンクホークスの王会長はこんなことを言っていた。

「人間だから失敗することもありますよ、
 などと言うことは、他の人がいってくれるのならいいけれど、
 自分で言うことはありませんよ。
 
 そんなことを言う人に限って、ミスを犯すんです。
 プロはね、自分のことを人間だなんて思っちゃいけないんです」

歌舞伎役者の中村勘三郎氏はこんなことを言っていた。

「型をしっかり覚えた後に、“型破り”になれる」

阪急グループの創業者である小林一三氏はこんなことを言っていた。

「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
 そうしたら誰も君を下足番にしておかぬ」

4月は始まりの季節。何も新入社員のためだけの季節ではない。
でも初心を思い出す季節でもある。

最後に5月病になりそうになったら、この言葉を。

「憂鬱?
この処方通りにしたら、きっと2週間で全快しますよ。
いいですか、どうしたら他人をよろこばすことができるかということを、
毎日考えてみることです。

不幸に陥る人は、自分のことだけを考えている人です」

                           オーストラリア 心理学者 アルフレッド・アドラー

                                              わびすけ

| | コメント (3) | トラックバック (0)
|

2009年2月10日 (火)

大いなるツケ

先月からNHKでは、直江兼続を主人公にした大河ドラマがはじまっています。
知っている方もいるかと思いますが、兜の上に『愛』という文字をつけていることで
有名です。

この『愛』という文字をつけている意味というのは色々説があって、
その中のひとつに『愛染明王』という仏様を信仰していたからというのがあります。

人間が必ず持っている欲望というものには恐ろしいエネルギーがあり、
時には破滅に導く程の力を持っているといいます。
これを自分が生きている活力に、良い風に高めるというのがこの仏様の教えのようです。

振り返ってみると、昨年から猛威を振るっているサブプライムローンを発端とした不況は、
強すぎる欲望が制御つかなくなった結果ではないかと考えます。

しかもこれは昨年突如沸き起こったことではなく、
かなり前から行っていた事の結果が出たという事です。
悪い方向に。

人はいい時には結果に対しての分析をしないと思います。
「なんで自分はこんなに幸せなんだろう」
「なんで自分はこんなにモテるんだろう」
なんていう人はあんまりいないんじゃないかと。

良くない時だからこそ、
「なんで振られたんだろう」
「なんでお金なくなっちゃたんだろう」
なんて振り返るんじゃないかと。

その振り返りを教訓にして、来年悪くならないように。
良い成果を出す為に。今年自分自身がどう振舞うか。
自分自身にどんな投資をしていくか。ということをしっかり考えながら、
今年一年コツコツと仕事をしていきたいと思います。

                                             わびすけ

| | コメント (0)
|