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2011年10月17日 (月)

ツレうつを見る。

私は読書が嫌いだ。
意外と思われがちだが小説の類は大嫌い。
性格的な問題だが、「ノレない」のだ。
しかも大概のオチが読める。
展開を推測してしまう事が問題なのだろう。

だから興味が沸くのはノンフィクションやドキュメンタリー。
ジャンルはアンダーグラウンドやサブカルチャー。
ニッチなリアルを探求する事を好む。

そんな私は映画も嫌いだ。当然である。
物語に「ノレない」し、「オチ」も見える。
その上、映画館で「じっとしていなければならない」から尚更無理。
生まれて35年が経とうとしているが、
映画館で映画を見た回数は両手を必要としない。

だけど、結末は気になる。
興味は無いが、無知である事は避けたい。
そんなときはgoogle先生に聞けばよい。
良い意味で合理主義。悪い意味でその他全て。

こんな荒んだ心を持つ私が、最近映画を見た。
(前置き長いっすね)

見た映画は・・・

「ツレがうつになりまして」

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ストーリーはリンク先なり、
それこそググってみてほしい。

何故、見に行ったかというと私の実生活に重なるところが多いから。
実話を元にしているとはいえ「物語」のはずが、
私個人には「リアルドキュメンタリー」として感じられた。

私は両側を経験している。
つまり妻ハルさん側と、夫ツレ側である。
興味が沸く必然性が、そこにあった。

当然見ていて響くわ、刺さるわ・・。

「うつ」という病気は自分を客観的に見る事で、
症状がひどくなってしまう。

「風邪」ならば、現実として体温が上がり、
身体がしんどくなる。

「癌」ならば、悪性腫瘍ができ、免疫力が弱まり、
身体がしんどくなる。

「うつ」は、気がついたときに病気に陥りやすい。

「なぜ気持ちが乗れないんだろう」
最初は疑問を感じ、

「なぜ気持ちが乗れてたころに戻れないのだろう」
健常時からの乖離を感じ、

「早く戻りたい、頑張ろう!」
打開しようとするが、

「頑張れない。頑張れない。頑張りたいけど、頑張れない・・」
結果が伴わない焦りに追い込まれ、

「もう自分は戻れない」
負に収束する。

私が感じた「うつ」のメカニズムです。
非常にロジカルに展開していく。
だから神経質な人や、物事に慎重な人ほど
かかる病気なのだろう。

今の事態を自分自身が一番理解している病気。
それがうつ病なのだと思う。

ここを理解していない人が多い。
だから優しさのつもりが、庭を土足で踏み荒らす結果となる。

いつも笑っていなさい。
強靭な心を持ちなさい。

知ってるよ!って。
その人は励まし、鼓舞しているつもりだが、所詮高みの見物。
同目線に居ない以上、圧力でしかない。
希望とも思えない。あまりに距離が離れすぎていて。

在り来たりな言葉になるかもしれないが、
「うつ」を退治するには、
「理解」することが近道になる。

今や100人に1人が、うつ病にかかる時代。
患者のほとんどがサラリーマンや社会人。
働き盛りの20代後半~40代の中間層が主である。

凌ぎを削る事で人は成長してきた。
疲れたときぐらい分かち合う事で癒されたい。

うつ病が特異な事じゃない。
当たり前の事が希望になる現代が間違っている。

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