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2011年10月 3日 (月)

言葉にできない・・・

フランスの詩人、アンドレ・ブルトンがニューヨークに住んでいる時に、
ある物乞いと出会ったという話より。

その首から下げた看板には、


「私は目が見えません」


と書いてあった。
しかし彼のアルミのお椀にはほとんどお金が入っていなかった。

そこでブルトンは彼に言葉を変えることを提案し、
自ら看板に、


「春はまもなくやってきます。

でも、私はそれを見ることはできません」


と書き直した。

すると何人もが立ち止まり、物乞いのお椀にはお金が集まるようになった。



・・・同じ内容でも伝え方によって、相手の心を動かせるかどうかが違ってくる。


育児に忙しいカミサンに、

「なんか手伝おうか?」

なんて聞こうもんなら、

「手伝うって何よ!だいだいあなたは何にもしないから・・・(爆発)」

となる。


これを

「なにかできることはあるかな?(笑顔)」

と言い方を変えるだけで

「ありがとう!(笑顔)」

となる。


「手伝う」って言葉が持つ、
「本来自分の仕事じゃないけど・・・」というニュアンスが、
相手の怒りに火をつけるようである。

夫婦ゲンカならまだしも、
伝え方を間違えて、職を失った大臣も、最近何人かいた。

「沈黙は金」なのか・・・。

言葉に気をつける意識が必要なのか・・・。

                                               わびすけ
 

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