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2009年8月10日 (月)

人はパンのみに・・・

最近読んだ本、『仕事と幸福、そして、人生について』 ジョシュア・ハルバースタム。

伊藤忠商事会長、丹羽 宇一郎氏が書いている推薦文が気になり、
購入してみました。

著者はアメリカの哲学者で経営コンサルタント。

著者はまず「天職」という考え方について、
『ある仕事が自分の名前が書かれた札をつけて、この世界のどこかで発見されるのを
待っていると信じるのはかなりナルシスト的な行為であり、相当に非論理的だ』
と考え、
『わたしたちの選んだ職業は、運命が定めたものではない。自分で選んだものだ』
と指摘している。

また、『報酬や罰が動機になって何かをするよりも、行動そのものが動機であるほうが、
やりたいという気持ちが強く、しかも長続きする』とし、
『お金の役割は、せいぜい良くて仕事が嫌いになるのを妨げるくらいのものだ』
『給料が3分の1カットになったら怒り狂うだろうが、3分の1アップしても、
前より仕事が好きになるわけではない』
と断言している。

「天職」にめぐり会うのを待っていたり、報酬を動機とすることは、
考えようによっては、受け身というか現実逃避である。

年収1000万円を目指すことがモチベーションとなり、達成したら2000万円が・・。
一体いつになったら満足できるのか。

「いい仕事」をしたいと考え、そのために努力するといった形で、
行動の主体を自分に置くほうが、モチベーションを高くできると考えます。

自分も含めて、常に他人と比較する考え方に陥りやすいところはあるが、
外側の指標に左右されず生きるというのは、これまでよりもっと難しいことかもしれない。

しかし、そのことで得られる報酬というのは、
金銭には代えがたいものになると考えられる。

お金に振り回されない生活。
こづかいの額に一喜一憂しな生活。
いいですね。その境地は。

                                           わびすけ

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