人はパンのみに・・・
最近読んだ本、『仕事と幸福、そして、人生について』 ジョシュア・ハルバースタム。
伊藤忠商事会長、丹羽 宇一郎氏が書いている推薦文が気になり、
購入してみました。
著者はアメリカの哲学者で経営コンサルタント。
著者はまず「天職」という考え方について、
『ある仕事が自分の名前が書かれた札をつけて、この世界のどこかで発見されるのを
待っていると信じるのはかなりナルシスト的な行為であり、相当に非論理的だ』
と考え、
『わたしたちの選んだ職業は、運命が定めたものではない。自分で選んだものだ』
と指摘している。
また、『報酬や罰が動機になって何かをするよりも、行動そのものが動機であるほうが、
やりたいという気持ちが強く、しかも長続きする』とし、
『お金の役割は、せいぜい良くて仕事が嫌いになるのを妨げるくらいのものだ』
『給料が3分の1カットになったら怒り狂うだろうが、3分の1アップしても、
前より仕事が好きになるわけではない』
と断言している。
「天職」にめぐり会うのを待っていたり、報酬を動機とすることは、
考えようによっては、受け身というか現実逃避である。
年収1000万円を目指すことがモチベーションとなり、達成したら2000万円が・・。
一体いつになったら満足できるのか。
「いい仕事」をしたいと考え、そのために努力するといった形で、
行動の主体を自分に置くほうが、モチベーションを高くできると考えます。
自分も含めて、常に他人と比較する考え方に陥りやすいところはあるが、
外側の指標に左右されず生きるというのは、これまでよりもっと難しいことかもしれない。
しかし、そのことで得られる報酬というのは、
金銭には代えがたいものになると考えられる。
お金に振り回されない生活。
こづかいの額に一喜一憂しな生活。
いいですね。その境地は。
わびすけ
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