AJPC参戦記 Part2
はるか昔に更新したであろう? AJPC参戦記の続きを。
前回の勝負で単独首位に躍り出た私はその後、
ひたすらタイトにプレイしました。
あまり勝負に行かず、確実な手が入ったときにしか動かないプレイスタイルです。
チップを持っているわけですから、貯蓄は十分。
リスクの多い勝負を避けるのは当然です。
30分くらい経過したでしょうか。
勝負せざる得ないハンドが配られました。
「AKs」
スペードのAとKの組み合わせです。
ポーカー界では、このハンドのことをビッグスリック(Big slick)と言います。
直訳すれば「だいぶ悪賢い」となります。
ノーペアノーヒットならば、AKハイカードで最強役となり、
Aのワンヒット対決ならば、Kキッカーで最強役になります。
但し、現状ではノーペアなので、2のペアにも負けてしまいます。
私は参加費だけを徴収することを考えました。
POTに対し、大きなBETをすることで相手を全員下ろす作戦です。
スティールと言いますね。
私の順番が来るまでに3人が参加。
1人が600点ずつチップを出しているので、POTは1800点です。
私はPOTと同額である1800点にレイズしました。
600点を出して参加している人にとっては、
いきなり3倍額の勝負を要求されたことになります。
そこまでのハンドではないと、1人、また1人とダウンしましたが、
最後の1人だけコールしてきました。
1800点の勝負を受けてきたのです。
この時点で、多少の誤算が私に生じました。
私はPOT1800点を奪う為に勝負を終わらそうと、
1800点をBETしたのですが、勝負が終わらなかったと・・。
POTは
600点×2人+1800点×2人=4800点
かなり大きくなりました。
ヘッズアップ(1対1)で迎えるフロップ。
ボードに落ちたカードは・・・
A 8 3
ありがたい事にAが落ちてくれました。
ボードの中ではTophitであり、ワンペア対決ならば最強です。
私はこれで終わらそうと思い、POTの半額である2400点をBETしました。
当然、最初の1800点についてきた人間ですから、
Aを持っていることは考えられます。
しかし、持ち金3000点からスタートしたこの大会。
2400点というBETに耐えられるかという勝負になってきます。
あっさり降りてくれる事を期待したら、逆にあっさりコール。
またまた誤算です。まだ終わりません。
焦りを感じてきます。。
上から見下ろしていたこのゲーム。
今になり、不安が心を支配してきました。。
4枚目(ターン)
A 8 3 Q
私はベットすることをやめ、相手の様子を伺うことにしました。
私がBETするから、ついていくためにコールしたかもしれません。
本当は賭けたくないのに。あまり強くないから。
それを見極める為です。
私がチェックをしたら、
相手が私を覗き込むような仕草で、ディーラーに要求をしています。
「カウント」
まさかです。
私の残りチップを知る為に、ディーラーにカウント要求をしてきたのです。
これが意味する事は「オールイン要求」です。
相手が私との勝負を終わらすという意思表明です。
全額勝負を挑んできたわけですから。
「BET 3570」
私の残りチップ全額をBETしてきました。
一気に形勢逆転です。
相手の行動を紐解くに一つのシナリオが浮かんできました。
「もしかして、2ペア???」
私はAKでワンペア最強ですが、所詮2ペアには負けます。
このベットについてきたということはA持ち。
ターンで打った2400にもついてきたということは、キッカーもそれなりに強い。
しかし、私はKキッカーだからそれも負けない。
ターンで落ちたQ(クイーン)
ここで相手がオールイン要求。
相手のハンドはAQではないか・・?
だから、どんなに高いBETをしても尽いてくるし
Qが落ちた途端、2ペアになり自らアクションを起した。。
私は相手のハンドがAQだと思い、ここで降りました。
悔しいですが、心の中で「所詮ワンペア、所詮ワンペア」と言い聞かせるように・・。
私が降りた後、相手が自分のハンドを見せ付けるように私に投げてきました。
AJ
・・!!!
勝っていた!!!!!!
相手はただのAのワンペアでBETで私を降ろしに来ただけだった。
カウント要求も、オールイン要求も全てブラフ(演技)
私は勝っていた勝負を、自ら下りてしまった。。
完全に心が折れました。
その後はメタメタになり、ファイナルテーブル手前で終了。
非常に悔いが多い大会として記憶に残ることになりました。
あれから6ヶ月。
団体交流戦でも優勝し、キャリアも蓄えました。
あの頃とは違うと自分でも言い切れるほど成長はしているでしょう。
来年の4月。
第3回全日本ポーカー選手権にてリベンジしたいと思っています。
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